ライバルと準備の重要性

なんだかなー。

なんだかなー。

って思いながら、選挙戦を眺めてます。

2年前は選挙権すらなかった。日本を旅立った直後に行われた選挙。
アンナプルナの山から降りてきたら安倍政権が誕生してて、
旅人に優しくない円安の波がやってきた。

あれから2年。今度は選挙権を持っている。
2014-12-09 00.10.44

自民党がこれ以上突っ走るのはどうかと感じるのだけど、
自民党以外があまりに対抗馬として頼りなさすぎる。

2年前まで与党だった民主党。
2009年の選挙ではそもそも308議席も獲得してたのに、
2012年の選挙で議席数は57議席まで激減した。

解散が決まりそうな頃には
「1議席でも増やせれば…」なんてニュースも流れてながら、
解散が決まってやっと言及した目標議席は「100議席」。

ちなみに全議席数は480議席。
第二党が5分の1程度の議席しかないなんて。

正直、この2年間、野党の方々は何をしていたのだろう。

もちろん、それぞれにいろいろ忙しく動いていたのだろうけど、
野党ゆえにメディアに出る機会も少ないし、全く何も見えてこない。

解散なんていつやってきてもおかしくないものなのに、
現実味を帯びてからやっと動き出した野党の候補者調整。
急な話で、地元の反発もありまとまるものもまとまらず。

準備不足感は否めなすぎる。
まとめあげられそうな人がいないからなのかな。

自民党優勢のニュースが流れるけど、
ホントにそれでいいのかなと思う。

安倍政権が悪いとは思わないけど、
対抗馬がおらず、
全てが一存で決まりかねない状況はリスクも感じる。

でも、

だからと言って他に任せたい党もいない。

「安倍政権にNO!」
「格差NO!戦争NO!原発NO!」
「屈しない野党へ」
「国家の暴走にブレーキ」
「巨大与党に立ち向かう」
「『原発ゼロ』にYES!危険な『安倍政権』にNO!」
「『明日の危険』を見抜き、今変える勇気」

これ、民主党の東京都内立候補者のスローガンの一部。

確かに戦い方として、
自民党の対抗馬としてのポジションを取るのはいいとは思うけど、
2年前の反省を踏まえると「NO!NO!」ばっかいって中身が無いようにしか見えない。

他の党を見ても、自分のことばかりを考えているように見えてくる。

政策を議論するにしても、
張り合いあるライバルの存在はとても大事だ。

なんだかなー。

なんだかなー。

何もやってない自分は何も言うべきではないのだけど、
今回の選挙はともかく、
遅くとも4年後に訪れる選挙では対抗馬が立ち上がっているのだろうか。

変わるかな、日本。
変えたいね、日本。

今回の選挙。
こんな人が自分の選挙区にいたら、ぜひ投票したいと思っていた方が、
公認のごたごたで立候補を断念していたのが非常に残念でした。

前回の選挙で当選した先輩方の再選と、
今回初めて立候補した知人達の当選を祈りながら、
自分の選挙区で投票に行きつつ、
まずはビジネスで世の中に貢献できるよう頑張ります。

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