名刺管理アプリ「Eight」のデータ入力方法と入力コスト

去年の途中から、名刺管理アプリ「Eight(エイト)」を使っています。周りの人にもすすめてしまうくらい、愛用しています。

ただ、かねてから疑問に思ってたことがありました。それは、「誰が入力してるのだろう」ということと、「個人情報の漏えい・流出・管理とか大丈夫なのかな」という事。

思いがけないところで、どうやって入力しているのかを知ってしまいました。おススメしている手前、共有します。利用する際は、少し注意する必要がありそうです。

名刺データを入力しているのはそこら辺の人

名刺管理アプリ『Eight』って無料で使えて、超便利」だなとすっかり愛用してるのですが、
なぜ無料なんだろう、と頭をよぎりながらも気にせずに過ごしていました。

個人には無料でサービスを提供して、法人でマネタイズしていると聞いて、
なんとなく、そうなんだろうなーと納得していました。
きっと、個人の無料サービスって言っても、
名刺をOCRか何かで自動で読み取ってそこまでコストもかかっていないのだろう、と。

 

しかし、ある時、
モッピーというポイントサイトにアクセスしたとき、
Sansanの名前を目にしました。
moppy_sansan

Sansanとは、「Eight」を提供している会社です。

 

そして、モッピーというポイントサイトは、
会員登録や資料請求をすることでポイントを貯めることができ、
一定ポイントがたまると換金できるサービスです。
モッピー!お金がたまるポイントサイト
モッピーというサイトの中の
「モッピータイピング」というゲームにアクセスした画像が、上記の画像です。

 

この先は利用規約の関係で画像等は載せませんが、
大きく2つのワークに分かれていて、
1つは、名刺のある部分が何を指しているかを仕分けする作業、
もう一つは、その部分をタイピングして入力作業となっていました。

例えば、「部長」を「肩書」であると仕分けする人と、
実際に写真にかかれた「部長」を「部長」とタイピングする作業に分かれています。

そして、複数の人に入力してもらい、一致不一致を確認する中で、
精度高い入力を実現しているものと思われます。

つまりは、
最近流行りのクラウドソーシングという仕組みの中で、
人的に写メった名刺情報を不特定多数の人が入力していたのです。

ちなみに、個人情報保護等の利用規約に同意したりはするものの、
モッピー自体は、メールアドレス1つで登録可能です。

つまり、特に認証を経ていないそこら辺の人「入力バイト」が入力しているのです。
後で触れるとおり、バイトというほど稼げないの仕事だとは思いますが。

全てがここで入力されているかはわかりませんが、
少なくとも入力方法の一つということは間違いなさそうです。

入力コストの原価は1枚当たり1-2円程度か

ちなみに、
1枚の名刺を入れるのにどれくらいのコストがかかっているか、考えてみました。

モッピーというサイトでは、
10PinPon=1モッピーコインに換算され、
10モッピーコイン=1円に換算されます。

そして、
肩書を振り分けるのは1件につき、1PinPon、
入力するのは1件につき、10PinPon、がもらえます。

一枚の名刺あたり、5-10件程度の入力項目があります。
これに仮に二重入力で、精度を担保していると仮定するとこのような式になります。

(1+10)PinPon×5~10件×2=110PinPon~220PinPon=11~22モッピーポイント=1~2円

大体、1枚の名刺を1-2円程度で入力出来ちゃってるのか、と思うと、
クラウドソーシングとポイントサイトの凄さを感じます。

仮に、5人による5重チェックくらいして、
ポイントサイトに50%の手数料を払っても1枚10円です。

誰かを雇って入力してもらうと、確実にもっとしそうなものですが、
その分「入力バイト」が稼げないということなんだと思います。

何はともあれ、それくらいの値段で入力できるんだったら、
10,000人でも10万円しないわけですし、
無料でも広告費と考えれば全然ペイ水準です。

 

多少は流出リスクのある個人情報

 

いやー、OCRの機械入力じゃなくて、人が入力していたのか。
だから結構正確に、データが反映されていたんだなーと感心しましたが、
タイピングの作業を少し進めてみると、怖さも同時に感じました。

作業は2つに分けられてはいますし、
関係ない部分にはモザイクがかけられています。
とはいえ、メールアドレスを見れば、
どこの会社の何さんの情報かはすぐに分かってしまいます。

意図的に情報収集すれば、メーリングリストなんてすぐに作れてしまいそうです。

加えて、手書きで名刺にメモ書きしたものも、
スキャンされて作業者の目に触れることがあります。

名刺に身体的特徴等を書かれる場合もあると思いますが、
それが第三者や、仮に本人の目に触れるかもしれないと思うと、
時に、大変な問題を引き起こすケースもありそうだなと感じました。
「会った日」とかセットだったら特定される可能性もあります。

 

入力しているのが「そこら辺の人」だけに、
その情報が流出しないと言いきれないのもまた事実。

便利な名刺管理アプリですが、
そう言ったことを踏まえて、活用する必要があります。

 

第三者が手入力していること前提で利用する

基本、上述の通り、名刺の入力は手入力です。

第三者の目に触れているという事は認識したうえで利用しましょう。

特に利用上の注意点としては、2つあります。

  • 変なメモを残すようなことはしない
  • 手入力の精度は怪しさもあるので、電話番号・住所等を信用し過ぎない

前者は、人を覚えるために書く人もいますが、
身体的特徴とか書いてそれが相手に伝わると・・・というところです。

後者は、多分複数人の一致不一致を見て、精度を担保しているのだと思いますが、
逆に、複数人が同じ間違いをするとそれで入力されることもあるんだと思います。
間違っているかもしれないリスクは認識しておきましょう。

 

こう考えると、自分の個人情報もどこかに流出しているかもしれないですよね。
個人的には名刺は配っているのでどこに流出していてもあまり気にしないたちですが、
人によっては、大分気になる人もいる気がします。

名刺管理アプリは、周りを見渡しても、もう既に結構多くの方が使ってますし、
今さら止められることのできない流れだとは思いますが、
利用者としてはリスクを認識したうえで、利便性を享受したいところです。

 

P.S.

複数の名刺を持って動いている場合、相手の名刺を登録してしまうと、
他の身分まで相手に見えてしまうこともあるようです。
該当する方は少ないかと思いますが、そういう注意も必要そうです。

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日系損保、外資系コンサルティングファームを経て、2012年、結婚を機に夫婦で365日世界一周。その後、日本と世界をつないで楽しい世の中を創れないかと観光で起業。日々試行錯誤中。趣味は旅行と食べ歩き。世の中にちゃんと付加価値をうみだしていきたい。ワクワクする世界を創っていきましょう。

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