某上場企業子会社のルール違反っぽい儲け方はどうかと思う

外国人のゲストからの要望を受け付けていると、よく依頼を受けるチケットがあります。

それは東京都三鷹市にある「ジブリ美術館」のチケットを取って欲しいというもの。

そんな依頼を何度か対応している中で、なんだかなーって某M社グループ企業チケット販売サイトTに思いました。

ジブリ美術館のチケットは、海外では販路が限定的な上、
ネットは日本語のみのため、外国人は取得に結構苦労します。

そんな中、依頼を受けるのですが、人気観光地ということもあり、
オフィシャルサイトでは多くの日程でチケットが売り切れています。

screencapture-www-ghibli-museum-jp

 

 

公式サイトで売り切れていても、ゲストの要望に応えるために、
日本語ならアクセスできるオークションサイト等を調べてみます。

「ネットでの販売はダフ屋行為にあたるのか否か」とか、
「転売行為で買ったのか、本当に行けなくなっちゃっただけなのか」とか、
多少はグレーな印象も持ちつつ、こればっかりは需要と供給があるし、
プラットフォーム自体は必要な存在なのかなって思うのです。

先月購入した際は、送付元が名前の知らない企業名で、
その時は、「企業としてチケット転売で儲けているところもあるんだ。
なんとも言えない商売している会社もあるんだな」くらいに思ってました。

 

先日、再び購入したところ、送付元がまた同じ企業名でした。

「すげーな。大量に購入してるんだろうな。」なんて思いながら、
興味本位でその企業名を検索してみたところ、
チケットのC2Cプラットフォームの運営会社が、まさにその会社でした。

 

おいおいおい。

ん、どういうことだ。

 

確証がないのでなんとも言えないところですが、
頭に思い浮かぶのは、その運営会社がチケットを転売目的で購入し、
自社のプラットフォームで販売しているということでした。

ネットでの転売は、ダフ屋行為にはあたるかどうかは、
「公共の場所」にあたるかどうかがグレーなようだから別にいいのですが、
サイト上には、
営利目的のチケット転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。」と書かれているのです。

●営利目的のチケット転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
●オークション等で転売されたチケットであると判明した場合、ご入場をお断りする場合がございます。

●転売目的でのチケット購入は、法令に抵触し罰せられる場合がありますので固くお断りいたします。
(出典:http://www.lawson.co.jp/ghibli/museum/ticket/

企業として大々的に買い占めてるとして、
それにより、
本当に行きたい日本人家族や外国人観光客が行けなかったり、
高いお金を払っているかと思うと忍びなくなります。

その上、それで儲けるってどうなんだ。

名もしれない企業ならまだしも、この会社は某上場企業の100%子会社です。

コンプライアンス(法令「等」遵守)が不祥事が起こるたびに叫ばれる昨今に、
上場企業グループがこんなルール違反のビジネスをしているのだとしたら、
親会社によるガバナンスきいてなさもいいところです。

 

チケットの売り方自体が7月以降は記名制になるようです。
すると転売目的の購入はできなくなりますが、
次の抜け道を探すようなことはしないでもらいたいな、と思います。

「正規販売所でお買い求めください」というルールの中、
そんなとこ利用して自分たちも人のこと言えるたちじゃないのですが。

人の振り見て我が振り直せ。

せこい儲け方をするのではなく、
真っ当な付加価値を産み出していけるよう頑張りたいと思います。

 

P.S.
「転売目的だー」って決めつけて書いてますが、
もしかしたら違うかもしれません。
その時はすみませんということで、企業名は出していませんが、
少なくとも「そう感じた」という一個人の感想です。

 

P.S.2 (追記:2016年4月17日)
その後、売り手側を調べていたら、売り手側サービスとして、
「発送元を運営会社として発送できるようになりました」とのこと。
「転売目的だー」って決めつけたのは、早とちりだったようです。失礼しました。

でも、紛らわしいというか、買い手はこのサービスの存在知る由もないし、
買い手側の心象は良くないサービスだな、と感じました。
そして、転売目的でのサイト利用を助長していることには変わらない気もします。

ただ、チケット転売サイトに倫理観等々求めても難しいでしょう。
ミスチルのチケットが同行者も含め全て記名制になったように、
チケットの発行元が対策を打っていく必要があり、
それにより転売サイトが淘汰されていくのがあるべき形かなと個人的には思います。

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日系損保、外資系コンサルティングファームを経て、2012年、結婚を機に夫婦で365日世界一周。その後、日本と世界をつないで楽しい世の中を創れないかと観光で起業。日々試行錯誤中。趣味は旅行と食べ歩き。世の中にちゃんと付加価値をうみだしていきたい。ワクワクする世界を創っていきましょう。

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