先日、帰省時に、イオンに行ったのですが、
その時、「幸せの黄色いレシート」という取組を知りました。
この取組が、一捻り加えられてて素敵な取組だなと思ったんです。
売上の1%を寄付する「幸せの黄色レシート」
「幸せの黄色いレシート」
お店にボックスが置いてあり、説明を読むと、
売上の1%をイオンが団体に寄付する取り組みのようなのです。
売上の1%を寄付するという取組自体も凄いことですが、
ここまでは、他の企業でも聞いたことがありました。
消費者が決めることのできる寄付先
面白いなと思ったのは、
このボックス、寄付先によって幾つかに分かれています。
消費者は、寄付したいと思った団体のボックスにレシートを入れると、
その団体に対して、イオンが入れられたレシートの合計額の1%を寄付してくれるようです。
よく募金などで、「その使われる先が分からない」という声を耳にしますが、
自分が寄付先を選べるって素敵な試みだなと思ったのです。
寄付先は、全国区団体ではなく、地域のボランティア団体
更にいいなと思ったのが、
寄付先の団体というのも、全国区の団体ではなく、
地域のボランティア団体が名前を連ねているという事。
例えば、「ツーリズムガイド白河:白河市内の史跡名跡地などのボランティア観光ガイドの実施」など。
寄付に貢献していても、
ユニセフとか見えない場所にいってしまうと、あまり実感がわかないもの。
地元のボランティア団体に寄付できると
自分の貢献が、地元の活性化にも寄与してとても素敵だなと思うんです。
イオンの地元に還元していく姿勢も、住民に伝わることでしょう。
加えて、地元のボランティア団体の人と支援者の人の間で
「イオンで買い物して、うちにいれてね」ってやり取りがあり、
結果的に、イオンとしては、間接的に広告効果が産まれる。
とてもよくできた取組だなと思いました。
調べてみたら、毎日やっているわけではなく、
毎月11日のイオン・デーにやっているキャンペーンとのことでした。
毎月11日のイオン・デーには、地域のボランティア団体などの名前と活動内容を書いた投函BOXをお店に置いています。この日は、お客さまがレジ精算時に受け取られた黄色いレシートを応援したい団体の投函BOXへ入れていただくと、お買い上げ金額合計の1%が地域ボランティア団体などに希望する品物で寄贈されます。
たまたま出くわせたみたいですが、いい取組だなと思いました。
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