「言葉の選び方」から成りたい自分に近付くということ

日々のこと

基本的に、ポジティブに人生を歩んでいきたい。

そう思った時に、ものすごい前向きな人は、発言自体が、ものすごい前向きな捉え方をすることに気付きました。
自分で気付いたというよりは、ものすごく前向きな人のことを他の人がそう言っていて、なるほどって思いました。

前向きな人だから、前向きな発言が多いのかもしれない。
でも、前向きな発言が多くなれば、前向きな人に変わるのではないかとも同時に思うんです。

雨が降っているのを見て、
「雨だ、嫌だなぁ」って思うか、「雨だ、風情があるなぁ」って思うかは人次第。

「雨だ、これで作物が成長して、美味しいものを食べれる!」
そこまで想像力が働くかどうかは、難しいですが、
ポジティブに捉えようと思うと、発想の幅も広がります。

 

ふと、それに気付いてから、どう捉えたらポジティブになるだろうと、
何かあるたびに、考えるようになりました。

 

日本語って面白いもので、
「ありがとう」と「すみません」、どちらでもいい場合があります。

例えば、約束の時間に企業を訪問した時。
自分「〇〇の××と申しますが、10時に△△様との約束で参りました。」
先方「少々、おかけになってお待ちください」
自分「ありがとうございます」or「すみません」

どっち使っても大丈夫ですよね。
実際、どちらともよく見かけます。

こうした場合に、意識せず、両方混合していた自分に気づきました。

でも、考えてみると、「すみません」より、「ありがとう」の方が、
言われる側からもしても絶対気持ちがいい言葉です。

「すみません」より「ありがとう」の方が、ポジティブな力を持った言葉です。

ホンのちょっとした一つ一つの言葉の積み重ねが、
その人を形作っているのかもしれないと感じました。

それ以来、気付いた時は意識して「ありがとう」を使うようになりました。

 

自分の言葉選びって、なかなか気付けないものですが、
ちょっとずつ、明るい言葉を選んでいきたいなと思います。

 

P.S.

昔読んだ、アランの「幸福論」でも、
「幸せだから笑っているのではなく、笑っているから幸せなんだ」的な
文章が出てきたことを、改めてふと思い出しました。

そういえば、ミスチルのPADDLEでも、
「良いことがあってこその笑顔じゃなくて、笑顔でいりゃ良い事ある」って
歌詞があったなぁ。

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