ガイドに学ぶコミュニケーション力向上のポイント

ビジネススキル・効率化TIPS

外国人に東京を案内(ガイド)する中で大切なポイントを、共同創業した河野がブログに書いているのですが、これがガイドのみならず、ファシリテーション・コミュニケーション全般に役立つことだなと感じています。

現在、連載更新中ですが、ガイドに興味がなくても、もっとコミュニケーション力を向上したい人にはおススメの投稿です。

「街人(ガイド)道」として更新中の投稿。

街人(ガイド)道#001 私の目指すガイド像
街人(ガイド)道#002 Smiley & Friendly
街人(ガイド)道#003 ゲストの前では常に●●●●たれ
街人(ガイド)道#004 ガイドにも通じるインバウンドの一番の策
街人(ガイド)道#005 ガイドは事前準備が9割!?
街人(ガイド)道#006 マニュアルはおもてなしに必要か!?
街人(ガイド)道#007 現場では最初が全てを決める
一覧

例えば、物凄く端折ると、
#001の「愛情」「心意気」「人間力」の大切さとか、
#002のなんだかんだ大切なのは愛嬌だ(Smiley & Friendly)って話とか、
#003の日本代表たれ(≒責任感・オーナーシップを持て)って話とか、
#004の共通言語を持てって話とか、
#005の事前シミュレーションの大切さとか
#006のベースを固めたうえで持つ余裕の大切さとか、
#007のチームビルディングの大切さとか、
ほんと、ガイドだけじゃなくてコミュニケーションの基本として大事だよなーと思うのです。

 

思えば、コンサルティングに入って間もないときに、
「アナロジー」ということを上司から教えてもらいました。

英語の苦手な自分は、アナロジーという横文字を聞いたときに、
何を言ってるかさっぱりわからくて目が点になり、
「いやー外資系コンサルティング会社って話には聞いていたけど、
ホント横文字を日常会話に使うんだなー。あぐりーあぐりー。」
なんて思いながら、ホントにここでやっていけるのか不安になった記憶があります。

それはそうと、
英語力の苦手さをすぐに察知した上司はすぐに丁寧に教えてくれました。

アナロジーとは、類推、あるいは、類比などと略されますが、
よは、ある業界・分野で起こっていることが、他でも同じようなことが起きていることを言います。

これを見つけることができると、一つのことからより多くのことを学べるようになります。
また、打ち手・解決策等を考える際にも、選択肢の幅が広がり、また確度が上がります。

「あの業界でこういうことが起こってたけど、
っていう事は次、別の業界でも同じことが起こるに違いない」とか、
「自分が海外に行ったとき良かった場所ってこんな場所だったよな。
日本でいうと、きっとこういう場所が求められるに違いない」って考えることです。

現在、外国人旅行者向けに行っているツアーのビジネスモデルは、
企業研修のビジネスモデルを参考にさせてもらっていることもその一つですが、
今回のコミュニケーションもまさにアナロジーの一つだなと思うのです。

ガイドの方に対して、もっとこうした方が良くなるとフィードバックする内容は、
自分が研修の講師をしていて、周りの方から受けるフィードバックと似ていたりもします。

 

 

場面こそ違えど、コミュニケーションという大枠は同じで、
気を付けると良くなるポイントというのは、
結構同じことが多いのだとあらためて気づきました。

こんな気付きから、
自分自身のコミュニケーション力の向上への刺激を貰いつつ、
ガイドを含め周りの人へのフィードバックにも活かして、
より付加価値を世の中に提供していければな、と思います。

 

河野有により連載中の街人道

第一線の現場に接しているだけに、話も生々しく面白いです。
更新が続いていけば、本にする価値だって出てきそう。
まだまだ続くと思うので、是非お楽しみに。

 

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