早いもので、2025年11月期も2カ月が経過しました。
1月は各事業繁忙期ではありませんが、皆の一つ一つの積み重ねで、12月に続いてとても良い2カ月目を走り抜けることが出来たと感じています。
月末月初のタイミングで自身の半期の目標も振り返りながら、視座をあげて2月に進んでいきましょう。
物凄い勢いで伸びているインバウンド市場
前月中旬にSlackで速報リンクを送りましたが、2024年のインバウンドの訪日外客数・消費額が観光庁・日本政府観光局より発表されました。
改めてですが、訪日外客数は3,686万人、消費額も8.1兆円と、共に過去最高を記録しました。
2023年比で、+47%、+53%という驚異的な伸び率です。

https://www.jnto.go.jp/news/_files/20250115_1615.pdf

https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001856155.pdf
外国人旅行消費額について、羅針盤が事業領域としている、宿泊・娯楽等サービスで見ても、+40%超の大きな成長をしています。
宿泊費:18,345→27,366億円(+49%)
娯楽等サービス費:2,700→3,886億円(+43%)
また、訪日外客数が増えると旅客税の財源は増えていきますし、昨今、宿泊税・入湯税の議論も各地で活発化する中で、地域プロデュース面でも、貢献できる領域が増えていくことと感じています。
恵まれた市場環境にいる中で、羅針盤として「旅の目的地を創出し、日本の観光をリードする」存在になるためにも、市場成長率を大きく超える事業成長を実現していきましょう
「スピード最優先」を体現していくことの大切さ
「スピード最優先」というのは、市場自体の成長も早いのでそれについていくというだけではなく、市場成長率を超えた成長を実現し、個々人として成長していく上でもとても大事になってきます。
それは、インバウンド市場が、新しく、変化が大きく、今後競争環境が激しくなってくるという市場環境とも繋がってきます。
- インバウンドは、ここ15年で一気に4倍の規模まで成長しました。それに伴い、多くの新しいサービスが誕生しています
- コロナ前は、例えば「爆買い」というのが一つのキーワードでしたが、中国人の消費動向も変わってきています。数年前で大きく状況は変わります
- インバウンドの活況を見て、様々な事業者が、今年も市場に参入してくることが見込まれます
そうした環境下では、完璧を求めるよりも、「とにかく早く市場に出す」→「試しながら改善する」というPDCAをいかに早く回せるかが、成功確度・速度を高める切り口となってきます。
- ゲストへの返信を〇時間以内にはする
- クライアントと3往復かかってたメールのやりとりを1往復で終えられるようにする
- まずは小さく実証をしてみて、効果を測ってみる
- 他社を見ていいな、と思った取り組みを、他社よりも早く上手にやる
- 1か月後に完成させるためには何をしたらいいかを逆算で考える
- 生成AI等を活用する
- 自分が何に時間をかかっているかを認識して、それが早い人を見て学ぶ
「スピード最優先」な行動は色々な粒度があると思います。
「スピードをあげよう」と思う際に、具体的に今月はこれをやってみよう、と一人一人が取り組むと、羅針盤のスピードもあがるので、みんなで取り組んでいければと思います。
桜シーズンに向けて、各事業予約も増えてくる2月、皆で挑戦を楽しみながら進んでいきましょう。
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