T君に学ぶ、愛され求められる人財の秘訣

仕事論

仕事をする上では、「優秀」なだけでなく、人との相性も大事になってきます

組織では、個人プレーではなく、チームプレーとして結果を出す必要があります

優秀、かつ「こういう人と働きたい!」っていう人は、いつでもどこでも誰からも求められます

現在、会社を離れてはいるけど、メンバーの中でよく話題に上がる人がいます

「彼は即戦力だし、また働きたいよね」みんなが口を揃えてそう言います

彼の名前は、T君
何が他の人と違うのかを見ると、愛され求められる人財の秘訣が見えてくるはずです

そう考えて、彼の魅力を改めて思い出してみました

チャームがある

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、前職ではよく耳にする言葉でした

和訳すると「愛嬌がある」ということですが、
ニュアンス的にチャームの方がしっくりするので、そのまま使います

人として愛されるって、仕事が出来る以上に大事なスキルだと思います

どういう行動にチャームを感じたのか

  • 素直である
  • 笑顔が素敵
  • 頑張る
  • なんでもとりあえず受け止めてやってみる
  • 誘えば適度についてきてくれる
  • 失敗するとちゃんと反省をする
  • 人付き合いが良い
  • ノリが良い
  • 挨拶がきっちりできる
  • 誰にでも平等に接する
  • いじられることも受け止める
  • 人間的に誠実 

    ・・・

逆を考えてみたらわかりやすいかもしれません

  • 斜に構える
  • 基本不愛想
  • 適当に流す
  • お願い事をされた時、嫌悪感を示す
  • 誘いは基本的に断る
  • 失敗すると自分を守りに入る
  • 誘われないオーラを出す
  • 挨拶は受け身
  • 人によってコミュニケーションに差がある
  • いじられると怒る
  • ベースが打算的

なんかわからないけど、愛されるキャラクターってありますよね
チャームって、滲み出てくるものですが、大切な素養だと感じます

押さえるポイントがうまい

「1言って、10を理解する」

優秀な人を表現するときによく使われる表現です

「いや、そりゃ、チャームがあって、優秀なら、最強だし、また働きたいでしょ!」

そりゃそうです

ただ、T君でいくと、まだ「1言って、1を理解する」レベルで、
磨かれた宝石というより、磨けば光りそうな原石、という印象でした

今輝いているかはそこまで大事じゃないのかもしれません

聞いたことを、聞き返してすり合わせて、消化する

押さえるポイントが上手だなと感じました
言い換えると筋の良さを感じました

結果にコミットする

彼の愛されポイントは「頑張る人だった」こと

それは労働時間もそうですが、何とか結果を出そうと知恵を絞っていました

必死に頑張っている姿って気持ちいいんですよね
みんなが応援したくなる

甲子園で高校球児を応援するような感じ
ん、これもチャームの一種かな?

「結果が出るか」ではなく「結果を出そうとするか」が大事で、
特に、時間働けば給料の出るサラリーマン的な考えの人が多い中では光るものがあります

昔は、会社が結果が出るまで強制的に働かせたりしていましたが、
働き方改革の中で、なんとなく流して働いても数年はやり過ごせる世の中において、
その姿勢だけでも周りと違った印象を与えられるというのは逆にチャンスかもしれません

もちろん、効率よく結果を出せれば一番です

プラスαのチャレンジをする

もう一つ彼が凄いなぁと感じていたのは、
言われたこと+αを自分で考えて行動に移していたことでした

これは、本当にすごい

「こんな分析もしてみたんですけど、どうですかね?」

そして、+αの取り組みが、そこそこの切れ味を発揮することも多々ありました

あの年の自分では出来ていなかったなぁ
ってか前職で苦労したことの一つでもありました

目線が高い

結果にコミットすることや+αのチャレンジはどこから来るんだろうと考えた時に、
きっとそれは彼の視座がとても高いところにあったんだと思います

1担当者でありながら、
マネージャーと同じ目線だったり、経営者的な目線から物事を見ている

言われたことをこなすのではなく、
どうゲストやクライアントや世の中に貢献していこうかと考えている
売上だけじゃなく、利益も一緒に考えられている
他の人の業務や法制度等にもアンテナを張っている

だから、いてくれると逆に気付きを貰うことも出来て、
正のスパイラルを作っていけそうな感覚を持てたんだなと感じています

まとめ:

あらためて「こんな人いたら働きたいなぁ」っていう人財

まとめてみると「チャーム」があって、
「ビジョンを共有して共に戦える戦友」ということなのかもしれません

20代の社会人はもちろんですが、
むしろ中高年層に改めて届けたいし、自分も忘れてはいけないことだなと感じました

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