保活日記その8)落胆

子育て

先日、次女の4月入園の保育園決定通知が来ました!

ドキドキしながら、開いたら・・・

え・・・?

・・・

無事入園は決まったのですが、長女とは違う園でした。

ほぼ高確率で長女と同じ園になるはずだと思ってたのに。。。

なぜ・・・。
詰めの甘さはありつつも、納得感のないままこの日を迎え、
今後、保活をどうしていこうかなぁと悩んでおります。

 

高確率で同じ縁になれると思っていた背景

そもそも事の発端は、平成29年度の保育園の申し込みから始まっていたようです。

なるべく早く長女は入れたい。
そう思い、長女を認可外に通わせ、
姉妹の加点も狙い、次女が生まれた後に追加の申し込みをしました。

ちなみに、この認可外に通わせるっていうのが、保育園に入るポイントだと思います。
先行投資。これをすればよほど希望を絞らない限り、入れないことはないはずです。

保育園の申込書には、「兄弟姉妹同時申請の希望条件」という欄があります。

 

「希望順位が下の保育園であれば、
兄弟姉妹同じ園に入園できる場合でも希望順での入園を希望しますか。」

希望順位が下でも一緒がよかったので、「いいえ」を選択しました。
そして、12月1日締め切りの平成30年度の保育園についても、同様の申請をしました。

12月には中央区の方から電話もいただいて、
この項目について、確認の電話があり再度同じ園に入れたいという意図はお伝えしました。

この時点で、長女の待機順番は300人超中4番ということで、
4月待たずに入れそうだなというのは少しはありました。

「希望順位が下の保育園であれば兄弟姉妹同じ園に入園できる場合、
希望順での入園を希望しない。」

この意思表示が、ほぼ高確率で長女と同じ園になるはずだと思ってた一つの理由です。

 

もう一つの理由は、中央区の利用調整の方法です。

中央区の案内を読んで、利用調整指数の合計が高い園が優先されるものと思っていました。
今でも、そう思っているのですが。。。
「歳児クラスごとに基本指数と調整指数の合計(利用調整指数)が高い順番に並べられます。」
「利用調整指数が高い方から、希望の園に空きがあるかどうかを希望順位に沿って確認し、空きがあれば内定となります。」

ちなみに、11月申込時の利用調整指数が、
2月に長女がC保育園に入園することで変わるというだいぶ特殊なケースだったと思っています。

(11月申込時:一緒であればどこの園でもよかった)
A保育園:希望順位1位、利用調整指数41点
B保育園:希望順位2位、利用調整指数41点
C保育園:希望順位3位、利用調整指数41点
D保育園:希望順位4位、利用調整指数41点
E保育園:希望順位5位、利用調整指数41点

 

(2月時)
A保育園:希望順位1位、利用調整指数40点
B保育園:希望順位2位、利用調整指数40点
C保育園:希望順位3位、利用調整指数43点
D保育園:希望順位4位、利用調整指数40点
E保育園:希望順位5位、利用調整指数40点

 

1月に長女がC保育園に内定をもらった時点で、
もう4月入園の書類の手続きの締め切りは過ぎているし、
調整指数が高い方が優先されるだろうということもあったので、
特段手続き等はしませんでした。

中央区の方曰く、これがこちらの落ち度だというのです。
まぁ結果から言えば、詰めが甘かったと言えば、甘かった部分でした。

 

この2点によって、
よっぽど、43点で競合する方が多くない限りは
同じ園に入れるものと思い込んでいたんです。

 

年度またぎの落とし穴と日本語の難しさ

そして、結果としては、長女のC保育園とは違うA保育園の決定通知を受け取り、
C保育園について43点で競合していたわけでもなかったということもわかり、
状況確認のため、中央区に電話してみました。

なんだかクレーマーっぽくて嫌だなぁと思いながら、結局なんとも納得がいかず、
そして、埒も開かず、長い時間担当者を拘束してしまいました。すみません。。。

あーあ、そんな自分もやになります。

先方の言い分としてはこうでした。

 

年度が変われば、「同時申請」ではない

「希望順位が下の保育園であれば兄弟姉妹同じ園に入園できる場合、
希望順での入園を希望しない。」という項目については、今回対象外だ、と。

 

「2月に入った時点で、H30年の申込に関しては同時『入園』ではなくなるから、
その項目については考慮しませんでした。」

 

え。。。
なにそれ。

すげー納得いかないけど、役所っぽい。。。

長女は29年、次女は30年だから、
H30年の申込書においては、同時『入園』ではない、ということのようです。

彼は、確かに電話でそういったのですが、改めて申請書を見ると同時『申請』。

いやいや、12月1日時点でH29.30年両方同時申請してたら、同時申請じゃないの・・・って思うのですが、
そんな論理は通用しないようでした。

「いや、H30年はH30年ですね。同時入園ではないので対象外です。」

おい!

ってか、
え。。。なにそれ。

 

日本語の解釈は、行政の意図による

もう一点の、利用調整の方についてはどうなんですか?と聞いてみました。

区「調整指数の高い方から見ていきますが、最終的には、希望順位を優先します。」

区「43点で第3希望に入れて、40点で第1希望に入れるんだったら、
希望順位を優先するのが『当然のこと』だと思っています。」

ん?

「その当然のことは、どこに書いてあるんですか?」

区「書いてはありません。でもそれが自然だと思っています。」

「し、自然って何ですか?」

区「第1希望にも、第3希望にも入れるんだったら、第1希望に入れて当然じゃないですか」

お、いきなり一般論。。。
「でも、どうやったらその解釈ができるんですか?」

区「『希望順位に沿って』と書いてあります。」

「でも、『希望順位に沿って』は『確認し』にかかってるんじゃないですか?
『利用調整指数が高い方から空きがあれば内定となります。』ではないんですか?」

区「いいえ、違います。そういう意図では書いておりません。」

「意図はなくても、そう読めますよね?」

区「そう読めるかもしれませんが、違います。そういう意図ではありません。」

そんな押し問答が、続きました。

最終的には、ゼロ回答でした。
区「今回のケースを想定して書いていませんが、
別に自然な決定をしたと思っています。」
区「言ってることはわかるけど、これはそういう意図で書いてあるものではない。
そう読めるかもしれないが、こちらが考えているルールで決めていて間違いは何もない。
第一希望を優先するのは当然のこと。
1月に一人目が決まった時に、書面で依頼をするべきだった。
これ以上説明することはない」
区「もし一緒の園に入りたいんだったら、5月転園の手続きをしてください。」

書いてあることに理解の幅があることは認めるが、
解釈は行政にあるから、それに従うべきだ、とのこと。

保険会社で約款を作る業務に携わっていた時のことを思うと、
誤解ないように伝えなきゃと思っていましたし、
消費者保護の観点から、消費者優位に解釈される認識でいました。

消費者>事業者 だとは思ってましたが、
行政>利用者 なんだなぁと感じました。

僕も国語は小学校から苦手なので、なんとも言えないのですが、
句点の位置って、結構大事だと思うんですよ。

利用調整指数が高い方から「、」
希望の園に空きがあるかどうかを希望順位に沿って確認し「、」
空きがあれば内定となります。

2つ句点が入れば、
「利用調整指数が高い方から空きがあれば内定となります。」と読めるんじゃないかな、と。

利用調整指数が高い方から
希望の園に空きがあるかどうかを希望順位に沿って確認し「、」
空きがあれば内定となります。

最初の句点がなければ、最初の文節は確認の順番のみを規定していて、
内定の優先順位を規定していないので、
その場合は「希望順位に従う、というのが自然だ」というのもわかるのですが。

まぁどっちにも読める文章ですよね。
どっちにも読めることに最初から気づけばよかったのか。
気づかなかったよ。

結局、納得がいかないまま埒があかず、
かくして、別々の園に通うことになりそうです。
せめて、入れてよかったね、と。

 

こんなこと書くのもなんですし、
同時に申し込んで年またぎで内定するって相当レアだとは思いますが、
もし今後同じようなケースになる方がいればと思い、参考まで。

締切後でも、優先順位の変更は受け付けてくれるみたいですよ。
書面でね。

 

行政の対応から見た自分のクレーム対応への示唆

悔しさとか、やるせなさとか、
あの時あぁしておけばよかったのかぁとかいうのもありますが、
逆の立場だったらどんな対応ができたのかなぁと思いました。

なんで、僕はこんなに苛立ったのだろう。
この苛立ちはどうやって収めることが、逆の立場からできたのだろう。

それが、自分たちが、ゲスト対応する時にもつながるかなと思い。

僕自身、「C保育園に追加で内定を出してくれ」とは思っていませんでした。
もうすでに決まっていて、
そこをがらがらぽんはオペレーション上できないと思ったし、
昔、保育園のことを仕事で調べた際に、認可は各年齢ごとの定員があるのも知ってました。
その定員を超えることは、安全面上、できないだろうな、と。

でも、多少落ち度があると思うなら、
出来ることは動いてもらえたらというのはありました。

「A保育園に本当は行きたかったけど、C保育園に決まっちゃった人と入れ替える」
「5月からの転園ではなく、4月入園の2次選考から対応する」

これくらい、そんな負荷じゃないと思うんです。
特に前者とか、お互いにハッピーになるかもしれないですし。
後者も、誰が不幸になるわけでもないですし。

でも、彼はゼロ回答でした。
っていうか、はなからゼロ回答を決め込んだやり取りでした。

それは、だめだよな。

「親身になって、出来ることを出来る限り対応する」

それが、お客様からご意見あった時の基本的な対応だと改めて感じました。

よっぽど理不尽なクレームを除いて。

 

あ、よっぽど理不尽なクレームだと、思われたのか。

すみません。

 

これまで、
ものすごく、日本橋愛も持っていたのですが、
なんだかシュンってしちゃいました。
中央区愛はしぼみました。

転園申請するの?
そしたら、また一から慣らしを2週間やるんだよね。
慣らしの時って、なんで満額保育料払うんだろう。。
環境変えるのも子どもにも負荷だしな。
おーい。

 

さて、と。

ふるさと納税でもして、他の自治体に税金収めるかな。

 

参考)日本の難しさに関する理解の幅

日本語の解釈、区役所の人の言う通りにしか理解できないのかな、と
国語の弱い自分は思い、参考までにSNSで聞いてみました。

結論から言うと解釈は割れるよね、と。
人数的には、C保育園が優先されると言う人が多かったですが、
士業の人は、A保育園が優先されると回答していたのが印象的でした。

 

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行政サービスってややこしい。

どんどん国家予算は膨らみ、
政治家・自治体も費用対効果の最適化ではなく、
予算をいくら取ってくるかが仕事みたいになってる印象もあります。
ホント非効率な補助金とか多いしなー。

日本が破綻する前に、小さな国家を目指す舵を切って欲しいところです。

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