2018年2月読書記録:心を動かす話し方とは何か

本・音楽・映画

1月に続く、読書録。

何とか20kmも走った2月は、コミュニケーション能力に寄せて本を読みました。

仕事柄、最近は、
「どうやったらガイドさんのコミュニケーション能力を磨くことができるか」が重要論点です。

基礎的なものから、雑談力に至るまで。
「コミュニケーション能力」って、「人間力」同様漠然としすぎていて、
本を読んだ今でも悶々としております。

オススメの本があれば、是非教えてください。。

 

1.心を動かす話し方(デールカーネギー)

コミュニケーションを磨く、
普遍的なことがまとまった本がないかなぁと探していた時に、この本に出会いました。

タイトルからして、ドンピシャ、
しかも、一番大事にしている本「人を動かす」と同著者ということで迷わず手に取りました。

「人を動かす」も何度読んでも学びのある本だと感じますが、
「心を動かす話し方」も何度も読みたくなる参考になる本でした。

具体的な事例は活用できそうだし、
その根底の自信・熱意が大事ということも一貫していてよく伝わってきました。

ただ、なんか英文を直訳したかのような言葉の硬さもありましたが。

「わかりあえないことから」と比べると、伝え方に重点が置かれているイメージ。

近々2度目読みたくなる本です。
人を動かす」もまた久しぶりに手に取ろうかな。

 

 

2.わかりあえないことから(平田オリザ)

「心を動かす話し方」を読んでる最中に、
多方面で評判を目にしたり、見かけたりしたので、手に取りました。

平田オリザさんは、最近母校に講演に来たらしい、ということで、
名前は存じていましたが、何をやっている方かは存じ上げませんでした。

劇作家・演出家ということで、
表現する側のコミュニケーションのプロフェッショナル。

「『対話』と『会話』は違う」という話があったけど、
頭の中で「対話」と「会話」の違いをうまく整理できずわかりにくかったな。

でも、劇中のセリフを題材に話が進められるなかで、
同じセリフでも人によって意味合いは違うというのはわかりやすい話でした。

そして、背景にある「コンテクスト」を理解する必要があるのは、
まさにその通りだなと思いました。

「心を動かす話し方」が伝え方に重きが置かれているとすると、
「わかりあえないことから」は相手の理解に重きが置かれている本でした。

では、どうやってそのコンテクストを理解していくか・・・
というところを知りたかったです。

 

 

コミュニケーション本は、乱立していますが、
雑談の子ネタ集とかではなく、
考え方とかテクニックでいい本があれば、是非教えてください。

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