「土曜日を一週間の始まりにする」というのは目から鱗だった

本・音楽・映画
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8月はブログ更新月間と称し、アウトプットよりの1ヵ月で、自分の薄さを痛感したので、
もっとインプットのを増やさなきゃということで、読書の時間を取ることにしました

手に取ったのは石川善樹さん(@ishikun3)の「フルライフ」

元ルームメートということもあり、数カ月前に雑談をしていて、
「Well-beingを知りたくて、手に取る入門書的なものって何ですかね?」と聞いた時に、
ガハハと笑いながら、「それは、『フルライフ』だよ」とお薦めされました

その時はどたばた手に取れていなかったのですが、
最近別件で「doing」と「being」の違いの話が出てきて手に取るに至りました

善樹さんには、いつもビシバシと刺激を貰うのですが、
頭の中を垣間見れたみたいで楽しかったですし、考えさせられました

要は、「楽しい人生送るために、どんな時間の使い方したらいいの?」っていう問いに、
答えてくれる本です

良い問いを立てることの重要性

本は、Q&A形式で進んでいく中で、当たり前ですが、
問いの立て方って重要だなというのを改めて感じました

普段、問題解決やロジカルシンキングとかを扱う時にも、
「論点」の大事さっていうのを「常に念頭に置くように」とか言っちゃうわけですが、
「充実した人生を送るためにどうするか」という問いに対して、
これまであまり向き合ってない自分がいたように思います

向き合ってたとしても、問いが浅かったなぁ…と

その問いの切り口を与えてくれたという点で、まず刺激のある内容でした

大きなことを成すための3つのフェーズの考え方

本書は冒頭から、問いの切り口だけでなく、たくさんの参考になる内容がありました

「戦略家の仕事は『重心』を発見すること」(クラウゼヴィッツ)
「フルライフのための時間戦略とはWell-DoingとWell-Beingの重心をみつけること」
「信頼の文化を築くためには『仕事は順調ですか』『人生は順調ですか』『ご家族は幸せですか』のポイントを気にかけてあげるとよいこと」(ポール・ザック)

特に、大きなことをなすためには
『ハードワーク期』『ブランディング期』『アチーブメント期』
という3つのフェーズがあると分けて考える切り口は、
自分の今のポジションやこれからの時間の使い方を考えるうえで勉強になりました

ちなみに下記のイメージで書かれており、
「アチーブメント期は早い人で50歳ぐらい」と定義されていました

ハードワーク期は、質の高い仕事をする時期で周りから一目置かれるような仕事を積み上げていく時期
ブランディング期は、周りから信頼を集め、仕事の幅を広げながら自分というブランドを固める時期
アチーブメント期は、社会的に還元することのできる時期

ハードワーク期には、偉い人から質の高い仕事を貰う事の重要性が書かれており、
「年上の偉い人やすごい人たちと仲良くなるしかありません」というのは耳の痛い話です

もはや若くなくなってきましたが、
もっと上の世代の力をがむしゃらに借りながら吸収していかねば、と思わされました

土曜始まりにするという社会的時差ボケの解消方法

生産性をあげていく上で、時間の重心をみつけていくことが大事だ、という話の中で、
目から鱗的だったのが1週間の重心の置き方の話でした

金曜を夜遅くまで過ごして、土曜のリズムが狂うと、日曜も狂って、
疲れと眠気を感じる月曜日から1週間がはじまる・・・と

人間の生体リズムは寝た時間ではなく、起きた時間によって規定されるため、
平日と休日で起きる時間が違うとティル・ローネベルグ博士曰く社会的時差ボケが起こるようです

週末は「Weekend」なのだけど、
1週間の始まりを土曜の朝にすることで、社会的時差ボケはなくせるという話は納得でした

しかも、月曜始まりだと週の初めは「やらなければならないこと」だけど、
土曜始まりだと「やりたいこと」から一週間を始められるというのも心理学的にいいようです

「『土曜の朝から1週間がはじまるんだ!』という決意のもと、スケジュールを土曜始まりに変える」
というのは、とても具体的で、実践的な話だなぁと思って、実際にやってみました

新鮮!!

これ、なんかいい気がしてます

週の最初って、何か予定を埋めたくなるんですよ、心理的に

そういえば、このタイミングで計画中のオンラインツアーが土曜朝ごはん企画というのも縁です。
最高の1週間をスタートできる気がします

世界農業遺産・高千穂郷でつやつや新米の朝ごはんツアー
最後の秘境・椎葉村を擁する宮崎県の世界農業遺産、「高千穂郷・椎葉山地域」。ここで稲穂が広がる棚田と鳥の声で癒されながら、とれたてつやつや新米のおいしい朝ごはんを頂くオンラインツアーです。

信頼を作るときに誰に感謝を示すかという話

あとは、マンチェスターユナイテッドの昔の監督、
アレックス・ファーガソン監督の話も印象的でした

チームがゴールを決めた時、最初に抱き着いて喜びを共有する相手は、得点を決めた選手ではありませんでした。ベンチにいる用具係のおじさんだったんです
もし、ゴールを決めた選手を祝福すると、それは「信用」になります。できたやつが評価され、そうでないやつは放っておかれるんだ、と
ゴールという結果が出た時、スパイク磨きやユニフォームの洗濯をしてくれる、チームを陰で支えてくれている用具係のおじさんにまず最初に感謝を示す。その姿を周囲にみせることで、ファーガソン監督は、チームが末端の構成員を含めた全員の信頼から成り立っているという意識を、チーム全体に浸透させていた

もうね、「あぁそうだよな、、、」と感心・反省しながら、読まざるをえませんでした

どういう組織を作りたいか、
その時に、誰に感謝を示す必要があるか、という問いは、
チームを創る上でとても重要な論点だと感じました


本から得た学びを一部ピックアップしてみました

自分自身アラフォーでもう若者を脱しつつあるなぁという客観的な気持ちはありつつ、
サミュエルウルマンが青春という詩で言ってた「青春とは心の様相を言う」という想いも持ちつつ、
これからも人生を楽しんでいこうと思います

観光関連でもインプットしたいことは沢山あるけど、
観光でブランディングして行く上でも、他分野のインプットってすごい大事だと思うので、
もう一分野、掛け算で強みに出来る領域を創っていきたいなぁと感じてます

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