福島第一原発の処理水放出決定に際し思うこと

福島第一原発の処理水放出決定に際し思うこと観光雑感
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福島第一原発に貯め続けてきた処理水を、
薄めて海洋に放出する方針が正式に決定されました

ニュースでも騒がれ、
Facebookのタイムラインにも投稿が溢れた一週間でした

数々の投稿がある中で、復興にも携わっているRCF代表の藤沢烈さんの整理が、
時系列的な背景を踏まえた上で、様々な視点から捉えたもので、理解が進むのではと感じています

『原発処理水の海洋放出における5つの論点』  福島第一原発から排出される処理水を、二年後を目処に海に流し始める方針を、政府は昨日決定しました。  多くの方が様々な想いを発信しています。福島復興にかかわる私としても、多くの論点をどのように捉…

藤沢 烈さんの投稿 2021年4月13日火曜日

個人的な見解を表明することがこの投稿の目的ではありません

ただ、平均的な日本人よりは、現地と接している方だと思いますし、
ここ数年は、処理水についても、説明を聞いたりする機会もありました

難しい問題だよなぁと思いながら、
いずれ答えを出さないといけない課題でもあり、
今回の決定は尊重されるものだと考えています

ただ、福島県の漁業への影響は大きいですし、海外からの批判も考えると、
何を、どこに放出するか、どうコミュニケーションをとっていくか、
本当に慎重に丁寧に進めていく必要があることは間違いありません

(福島の沿岸部を訪問するツアーをやっていると、Facebookに、
数年前から「世界の海があなたたちのせいで汚染された」というコメントを受け取ることもあり、
福島県民というより、日本人として向き合わねばいけない課題だと感じてきました)

今回の件で改めて思ったことは、
日本人一人一人が日本の課題に向き合っていかねばならないという想いでした

今回の処理水問題に関わらず、米軍基地問題でも同じようなことが起きてます

「自分が良ければいい」それでいいのか

処理水問題は象徴的ではありますが、
もう一つ福島が抱えている問題に、汚染廃棄物問題があります

第一原発周辺に『中間』貯蔵施設が建設され、
除染に伴い発生した土壌や廃棄物等を最終処分までの間貯蔵する施設なのですが、
30年という時限的にも拘らず、「最終処分」は検討中で、着地点は決まっていないのです

30年経ってから、どうしようという議論をしている姿が目に浮かびます

そりゃ、みんな、負担を背負うことはしたくありません
でも、誰かがやらないといけない

○○県の問題、ではなく、
日本の問題として捉えていかなくてはいけないことが、
今後、もっともっと増えていくはずですし、

日本の問題、ではなく、
世界の問題としてとらえていかなくてはいけないことも、
気候変動をはじめとしてたくさん出てくることになります

みんな、自分が良ければそれでいいでは時間切れになっちゃうことも多々出てきます
良いやつが損をする、ような社会ではなく、
みんなで考えて解決していく社会をどうやって作っていけるんだろうと感じます

「東電のせいなんだから、東京湾で流せばいい」という意見もある中で、
東京都知事が特に発言をしない一方で、
大阪府知事が、処理水の大阪湾放出について「要請あれば真摯に検討」という報道がありました

心の中で拍手を送りました

案の定、オンライン上では避難囂々です

「瀬戸内海はお前の海じゃない!」「ふざけるな!」

そんな反応にさらされることなんて100も承知でしたでしょうし、
大阪のことを考えれば、府知事の地位を考えれば、これっぽっちもメリットのない発言です

でも、国のこと思えば、という発言だったと勝手に感じてます

あぁ、まだ捨てたもんじゃないな

政治家は、自分の選挙区の部分最適を考えて動くべきなのかもしれませんが、
今必要なのは、他己主義に価値観をスライドさせていくことなのでは、とも思うのです

福島の処理水放出決定のニュースを見ながら、思ったのはそんなところです

P.S.

「風評被害が!」と言っている人はまず理解してほしいなとも思います
理解せずに騒ぐ人の多さが風評被害を生みます

極論「理解せず騒ぐ人は単なる加害者にもなる」

個人的に、処理水の聞いた説明は納得感ありますし、
海外の稼働している原発でも行われていることですし、
透明性あるモニタリングが行われるのであれば、
常磐ものの魚を引き続き食べたいと思いますし、
韓国に非難される必要性はないなぁと感じているところです

原発から近い浪江町の請戸漁港でとれた白魚 美味しかったです

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