月に何度か、
ビジネススキルの研修で講師をやらせて頂いています。
メインはロジカルシンキングをベースとしたモノです。
ふと実家で、
「ロジカル・シンキング」という本を見かけたので、
何か話のネタや、自分の頭の再整理になるかなと思い、
手に取ってみました。
ビジュアル ロジカル・シンキング (日経文庫) (日経文庫ビジュアル)
本は、69個の短編から構成されています。
・ロジカルシンキングとは「正しく考える」こと
・基本はピラミッド構造とMECE
・パワーポイントをうまく活用する
・SMARTに考えよう
…といった具合です。
69個の関係性が見えづらい、ということと、
分かってる人には伝わるだろうけど、
はじめての人には納得感あるのかな、という具体例がある為、
最初にロジカルシンキングの全体像を捉えたい人には不向きかもしれませんが、
振り返って行く上では、参考になるポイントもありました。
特に、ロジカルシンキングの訓練法として、
「日常の出来事を色々と分解してみる」とか
「思考の見える化をする」という項目はとても大事な気がします。
また、「キーワードに逃げずにとことんまで考え抜く」という点は、
あー、あるある、という共感を覚えました。
もっと受講生に理解してもらえるような伝え方を、
工夫していきたいところです。
===(参考図書)===
●入門編:ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
●上級編:考える技術・書く技術
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