「脳と心の洗い方」読了

脳科学者として本も沢山出してたし、名前は知ってた
でも失礼な事に勝手に怪しいな~と思っていた

でも、本を手に取ったのは、駒東の卒業生だという事を知ったから
ふとしたきっかけ、これも縁だと思った

残念な事に彼のサイトや本のプロフィールには駒東は一言も触れられてない。。。

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「我々はすでに知っているものしか認識できない」

冒頭に書いてある、この文章がすべてだと思う

結局、脳科学という世界を知らない自分にとっては、
この本自体が洗脳のようにも感じるし、言葉に親近感がわかず頭に入ってこない事も多い

なんだか自分の認識としては、マーフィーの理論と似たような話だと思っている

それも自分はマーフィーの話を聞いた事があったから、
それに当てはめてみただけであり、それが真かも怪しい

「思想は現実化する」という共通点において大きくぶれていない気はするんだけどね

洗脳って出来たらいいなぁでも難しそうだなぁと読みながら思ったりした

面白いなと思ったのは「人工共感覚のつくり方」

イメージの臨場感を増すためのトレーニングとして、
自分が普段考えている世界、感じている世界を違う感覚で表現してみるというもの。

色だったら音に、味に、匂いに。
逆に音だったら、色や、味や、匂いに。

例えば、道を歩いていて、空を見上げる。
その青色は、どんな音がして、味がして、匂いがするのか。
ドミソの和音が聞こえてきて、綿あめのような柔らかい味で、なんていうか潮風の匂い。

自分も出来るわけじゃないからよく表現できないけど、
なんだか、現実の捉え方も想像/創造も鮮やかに出来そうに感じた

「机があるから『机がある』と認識するわけではなく、
『机がある』と認識するから机が存在するということ」
こういう捉え方の違いも面白い

この本では「心から勘違いする技術」を書いているわけだけど、
脳や心をうまくコントロールできるようになる事は、すごい大事だと思う
だからこういう本も嫌いじゃない

脳と心の洗い方(「なりたい自分」になれるプライミングの技術) (Forest 2545 Shinsyo)
苫米地英人
フォレスト出版
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