バックパッカーは「バックパッカーと言う名のツアー」に参加している。

現在、関わらせて頂いている、
東海道品川宿の「まちゼミ」が先週行われ、足を運んできました。

品川って都心に住む人にとって、とっても身近だと思うんですけど、
品川宿が東海道五十三次の一つ目の宿場町だという事って、
意外と知られていないんじゃないかなって思ってます。

僕自身、品川宿と関わるまで全く知りませんでした。

そんな品川宿で、これまでの文化・歴史を踏まえ、
今後、現代版宿場町をどう創っていくのか考えようと、
まちゼミが開かれたのです。

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その中で、そうだよなーと一つ心に残ったのが、
講師で来ていた早稲田大戸崎教授の題名のような趣旨の言葉。

バックパッカーってね、
結局、バックパッカーという名前のパック旅行をしているんですよ。
大体みんな、同じような宿に泊まって同じような場所に行く。

宿は、そうした中で情報交換の大事なハブだ、という流れだったと思うが、
旅をした身として確かにそうだよなーと思った。

バックパッカーって、
「世界中を自由に旅している」って思うのかもしれないが、
結局のところ皆行く場所一緒だったりする。
行き方も、地球の歩き方を見たり、ブログを見たりして行く。

まったく情報がないところに
足を延ばすバックパッカーって少ない。

別にそれは悪いことじゃないと思うんです。
むしろ、
「俺は人と違うことをするんだ」と、
危険な場所に足を運ぶよりよっぽどいい。

ただ、パック旅行と個人旅行って、
そこまで差がないんじゃないかなと思いました。

パック旅行は、旅行会社が枠を決め、
個人旅行は、メディアが枠を決める。

勿論、自由度とかいろんな違いはあるんですけどね。

日本を旅する外国人バックパッカーが少ないのは、
世界中に発信されている日本の旅情報が少ないからなのではと、
ちょっと思ったのでした。

もっともっと、
旅の情報を発信していきましょう。

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第1回まちゼミの内容自体は、
進行を担っていたplususというNPOのHPに載っているので、
そちらをご参照ください。

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