『今』を心から笑い飛ばせる日が来るまで

奮闘記
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「あのぉ、、、ちょっとお金貸してほしい(融資の相談がある)んですけどぉ…」

今日、未取引の信金の支店に飛び込んだら、
ちょっと怪訝な顔をされた方につないでいただき、
すごい怪訝な顔をした方に対応いただきました

お二人ともマスクしてたので、よく表情は見えなかったんですけどね

「今、開拓の担当が外出しているので、名刺頂ければ後ほどご連絡します」

そして、結局、午後中待っても、今日は連絡がありませんでした

小説よりストーリーに満ち溢れてる毎日

「あ、なんか、今って面白いかもしれない」
飛び込んで、手ぶらで事務所帰った時に思いました

だって、客観的に考えて、
自分が信金に飛び込んでいる画って滑稽です

金融機関の店頭にね、口座もないのにお金を貸してください…なんてふらっと来る企業なんて、
逆の立場だったら、もう怪しすぎて絶対にお金を貸したくないですもん

一カ月前にはそんなこと想像すらしていませんでした

JapanWonderGuideを立ち上げるんだってキックオフも大成功だった頃
新型コロナウィルスもSARSと同じで、中国だけのものだって思ってました

でも、あれよあれよと事態は進展し、
東京マラソンの一般参加中止、ダイヤモンドプリンセスの問題から
あっという間に、状況は急転しました

いつまで続くかわからないし、今のうちに運転資金を確保しようと思いましたが、
これまで人生で借金をしたことがなく、銀行の担当者すら知らない…

ホームページで「コロナ」「融資」とか調べて、
都か区か銀行か政策金融公庫か信用協会かどこに電話しようと思い、
東京都に電話してみたら、「まずは銀行に電話してください」と言われる

メインバンクの法人担当を紹介してもらい電話で話したら、
「うーん、うちではちょっと…」的対応をされ、メガバンクをちょっと嫌いになる

「いずれにせよ、まず信用保証協会に連絡してください」と言われ、信用保証協会に連絡したら、
「まずは金融機関に話をしてください」と丁寧に説明され、メガバンクへの信頼を失う

断るにしても、断り方って大事ですね
言っていること似てても全く違う印象なことも勉強になりました

そして訪れた信用金庫とのやり取りが、冒頭です

で、事務所に戻ってきたときに、
「あぁこういう行動が、将来振り返った時に笑い話になるんだよな」と、
なんかそんな感情がわいてきたのです

今日の感情は、今日だけのものなので、
だいぶご無沙汰していた奮闘記を久々に記しておこうという気になりました
(きまぐれな奮闘記。個人のブログ会社のホームページ

待ちに待ったピークシーズンにどん底へ

今年度(2019年9月~)はなかなかに好調な滑り出しをしていました

昨年後半に素敵な仲間たちも続々ジョインしてくれて、
1月下旬というのは、桜シーズンに向けていよいよこれから!というタイミングでした

うちの会社に限らず、2月の春節から4月の桜シーズンは、圧倒的繁忙期で、
みんなが「ほんと忙しいよね」と嬉しそうに悲鳴をあげるシーズンでもありました

そこに、ずどーん!とコロナショックが起きました

訪日メディアMATCHAが公開したアクセス状況を見てもその影響は見て取れます

「アメリカはあまり影響を受けていない」とありますが、
アメリカを中心とした欧米豪の旅行者向けのツアーをやっている
ノットワールドの申込受付状況はこの2週間は無様です

いや、影響は顕著です
前年と比較したグラフがこちらです

今頃はさばききれない予約の対応をしているはずでした

ガイドさんもきっと
「すみませんその日は予定が。。。あ!この日は空きました!」なんてやりとりをして、
こちらも、
「じゃぁその日是非!!また別の日空いたら教えてください!」なんてやりとりをするはずでした

が、

日々「ゲストからキャンセルの連絡が来てしまいました…」なんて伝え、
「この状況じゃしょうがないですね…」なんてやり取りをしています

ホント仕事を持ってこれなくて、申し訳ない限りです

そんな折に、
「ガイドと会社は運命共同体なのでお気になさらず」とか、
「空いた時間を楽しみます。収束した際によろしくお願いします」とか言われると、
もう年なので、涙腺に来ます

本当にご迷惑おかけして恐縮です
絶対にメンバー一丸となって乗り越えて、お仕事で還元します!

そして、これまで一緒に仕事をしてきた方々からも心配していただき、
「来週からこの仕事行ける?」「4月から仕事を創るんでご一緒しましょう」と言っていただき、
ホントありがたい限りです

ゲストからも、
「ごめん。ホントずっと楽しみにしてたんだけど行けなくなった。来年行けるの楽しみにしてる」とかキャンセルに寄せられる言葉に胸が痛くなります

まずは耐え忍び、今後に備えるのみ

SARSもMARSもそうでしたが、
新型コロナウィルスも影響範囲こそ大きいものの、
過ぎればいずれ元に戻る影響だと考えています

インバウンド自体は日本の中で成長(させなきゃいけない)産業でもあり、
その中でこれまで築いてきた会社のポジションも悪くなかったと思っています

そして、自分たちは、絶対、日本の観光を盛り上げていける存在だと信じてます

なので、
まずは、半年とも1年ともわからないこの時期を潰れずに乗り越えることが最優先な課題です
3月はここに重点を置いて取り組んでいく予定です

1.融資を受け向こう数カ月にわたってキャッシュフローを安定させる
2.今年度~次年度の運転資金を捻出する仕事を創る

なんだかこれも長いスパンで考えると、とても鍛えられる試練で、
乗り越え甲斐があるし、乗り越えた時には糧になると信じてます

今回は突然の非常事態ですが、とはいえ自分の準備不足もありました

・景気のいいときから借金をして与信を蓄えておいた方がいい
・借りられるときにお金は借りておいた方がいい

先輩経営者から昔にアドバイスを頂いていたにもかかわらず、
行動に移せていなかったのは、自分の経験不足ゆえでした

こういう事態になってこそ気付けることもある
ここから挽回します

1.融資については、Facebookに投稿したら、多くの方からアドバイスを頂きました
区にアポとったり、紹介いただいた地銀や日本政策金融公庫に訪問してみる予定です

2.仕事についても、「この時期だからこそできる仕事って何だろう」と考えながら、
人づてに仕事を頂きながら、ベースを創っていきます

危機ってピンチでもあるけど、
みんなが同じ方向性を向きやすいときでもあるし、
これまでのやり方を捨てやすいときでもあるし、
みんながストレッチした環境にチャレンジするときでもあるし、
乗り越えた時には組織がめっちゃソフトマッチョになれると思うんです

ー――

気付けば日付が変わり3月10日
19年前の今日、大学の合格発表でした

幾度も受けた模試でE判定しか出ていなかったけど、
本番は爆発して何とか引っかかっての合格でした

駅からの帰り道に、鳴った一本の電話
電話番号交換すらしていなかった、兄の親友からでした

「合格おめでとう。でもこれはゴールじゃなくて、スタートだから」

20歳の時に、友達の弟にそんな電話ができるなんて、
やっぱ天才は本当にすごいなと思い、今でも覚えている言葉です

昨年後半に人財採用しているときに、第二創業だって謳ってたけど、
まさにこのタイミングが第二の創業でスタートなんだと思います

ここからまた一歩一歩進んでいきます

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