ココロのあったかさに国境はないんね。

今日、午後、東京駅にて。

山手線を降りて、丸の内に向かう俺。
乗客も多くて混み合う階段。

前を見てみると、
体の不自由な人が両手に荷物抱えてた。
一段、一段、ゆっくり降りてたんよね。

それをみんな、ただ避けて先に進んでた。
なんだかね。
追い抜くときに見たらホント大変そうで。
「荷物持ちましょうか。」
声かけた。

時を同じくして、もう一人声をかけた人がいた。
結局、彼が一個荷物を持ち、自分がもう一個を持った。
彼は5,60歳くらいのアメリカ人。
日本人の奥さんと一緒だった。

階段を降り、聞くと、乗り換えるとのこと。
中央線のエスカレーターの下で彼は奥さんに声をかけた。
「上行って、また戻ってこよう!」
きっとそんな意味のこと。うん、きっと。
残念ながら、自分英語がわからない。。。
「…back… …」って単語と身振りで判断。笑

そんな流れで一緒にホームまで荷物を持っていった。
中央線の長いエスカレーター中、少し奥さんと話した。
アメリカに住んでること。
日本にも家があって、今はバケーションで来てること。

羨ましい。
俺も、海外にも家を持ったり、
バケーションで…とか言ってみたりしたい。^^;

まぁそんなことより、その夫婦が素敵だった。
海を越えて、人を愛し、信頼しあってる感じ。
人生楽しんでそうで、いい年の取り方してるなーって。

そんな短時間でどこまでわかんだよって感じですが、
そんくらい短い時間でも感じられたのです。

聞くと、彼らは山手線に乗ろうとしてたらしい。
つまり、階段を降りるのではなく、登ろうとしていた。
階段登ってる途中で旦那さんが、
「彼は助けが必要だ。」って言って引き返してきたんだと。

奥さんはそんな旦那さんを誇りに思うように話していた。

どう?

ちょっと自分は嬉しくなっちゃいました。
なんか今日はいい一日だなって。
心が温かくなる感じ。
仕事でいっぱいでも、ゆとりを与えられた感じ。

横を抜けていった人達の考えも様々だし、
それを責めるというか、残念だということは出来ない。

手を貸さないほうがいいって判断した人もいるだろうし、
手を貸したいって思って、行動に移さなかった人もいるだろう。
その人たちの気持ちもわからないではないから。

でもね。
そんな中、彼は奥さんも連れている状況で
戻ってでも手を貸そうという判断をした。

自分だったらそこまでの判断できたかな。って考える。
日本ででもどうだっただろうな。

彼の行動から、学ぶこともあったし、
国を越えた、人の触れあいも感じることが出来た。

おせっかいと思われるのを気にして、
行動に移さない人もいる。

それはわかった上でも
あえておせっかいと思われる道を進みたいね。
プラスはあってもマイナスはないと自分は思うから。

彼らはほんと信頼感のにじみ出た夫婦だった。
そんな夫婦の姿と、彼のとった行動に久々の感動受領証。

最後は、「bye!」ってその夫婦と別れたよ。
これでちょっとは俺も、いんたーなしょなる!?

コメント

  1. ちなつ より:

    なんか、寝る前にいい話聞けた。
    ありがと。

  2. 2310 より:

    どいたしまして。
    英語しゃべりたい。。。