京都の「庶民」で感じた軽い興奮と○○

日々のこと

久しぶりに、なんてことない、雑感を

旅に行って、何気なくふらっと入った店が、「あたり」だとテンションが上がる

そんな人は多いんじゃないかと思う

先週末の自分はまさにそんな感じだった

普段、京都に行くと四条河原町付近で開拓しながらふらふらしていた

でも、この日は、宿泊施設をいつもと違うエリアにとっていたこともあり、ちょっと足を延ばしていつもと違う大宮周辺を探索してみた

Google検索で見つけた「庶民」が、着いた時点でラストオーダーまで15分ということで滑り込んだ

狭い店内は、立ち飲みを楽しむ人でにぎわっていた
かろうじて空いていた入口の席を案内される

特に、何が名物とかも調べずに来たのだけど、まずはドリンクのメニューを見てびっくり
ビールが250円。日本酒も200円から。ぶっ飛んでる

食べ物は壁のメニューを見て、注文するんだけど、〆サバは250円だし、こはだは150円。

まぁここまでの値段になると逆に心配になるし、完全に期待はしていなかったのだけど、
当たり前にビールは美味しいし、〆サバもこはだも普通に量もあって美味しい。ビールが進む

地元の人の賑わいも納得がいく
奥では、はじめましてっぽい、若者とおじさんが話している
そんな雰囲気もまたいい。ただし、「男性から女性に話しかける行為 禁止します」

そうこうしていると、ラストオーダーが来て、思わず駆け込む。
瓶ビールは300円で、にんにく揚げは100円で、あげだし豆腐やカキフライは200円。狂ってる。

これがね、普通に美味しい

揚げたて熱々で「はいよ」とくる
できたては正義だ。でも、できたてじゃなくても普通に美味しいな。
普通の居酒屋で頼んだら、2倍、いや3倍の値段でも全然不思議じゃない

「なんだ、この店は!」とおじさんたち大興奮

2人で会計1700円なり。なにこれ!
会社の近くにあったら、毎日行く!

ちょっと前に、
ミシュランシェフが、サイゼリヤの企業努力から学ぶためにバイトをしているという話があった

生中250円とか、サイゼリヤ以上の企業努力だ
はて、この店はどうやって経営が成り立っているのだろう
物凄く安く仕入れられるルートを持っているか、少なくとも家賃はものすごい安いか
いや、その両方がないと成り立たないんじゃないだろうか

個人的には商店街の食べ歩きが大好きなのだけど、
商店街のあの古き良き雰囲気は、
家賃のかからない家族経営だから成り立っているのではないかと感じている

この店もそんな感じなのかなぁ
願わくばこういう味のあるお店がずっとたくさん残って欲しい

そんなちょっと哀愁漂う話をしながら2軒目へと流れていった

そして、2軒目も素敵なお店だったのだけど、その話はまたいつか

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