生態系を含めたコロナの影響を考える必要がありそうだ

観光雑感
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「Withコロナ/Afterコロナの観光スタイルはどうなるか」という話がよく語られます

「ニューノーマル」だ、「新しい生活様式」だと騒がれますが、
個人的には、ワクチンが出来るまで、と、普及してからで変わるものだと考えています

ワクチンが普及してからも変わり続けるものは『ニューノーマル(新しい常態)』ですが、
このワクチン普及までの一時的な変化は『テンポラリーノーマル(一時的な常態)』にすぎません

ワクチンが数年たって普及すれば、
新型コロナウィルスもスペイン風邪(インフルエンザ)と同じようになると思っています

例えば、「マスクをつけていること」は、きっと一時的な話であって、
コロナ前に、インフルエンザ予防のためにみんながつけていなかったように、
ワクチン普及後は、つけない日常に戻るようになるでしょう

新型のウィルスに対する警戒が強まり、常時つける一部の人も出てくると思いますし、
その人にとってはニューノーマルかもしれません

このように、一時的なものか恒常的なものかを分けて考える必要があります

ワクチン普及後の観光はどう変わるのか

では、Withコロナ/Afterコロナの観光スタイルはどうなるか、と考えた時に、
ワクチン普及までは、ガイドラインに准じるために変化が常態化するものの、
ワクチン普及後は、以前と大して変わらないんじゃないかと個人的には思ってます

やっぱり、旅行に対する人の欲って再確認された気がします
旅の需要って元に戻っていくんだと思うんです

その時に、団体旅行を避けるか、、、と言われると、
団体旅行の手軽さ・安さという経済的なメリットは、やはり強いと感じています

「インフルエンザの感染リスクが怖くて、団体行動を避けてた」というのは、
本番を直前に控えていた受験生等一部だったように記憶しています

もちろんアウトドア寄りの観光も増えると思いますが、
都市観光のエネルギッシュな魅力が敬遠される理由にもなりません

むしろ、ワクチン普及までがアウトドアに寄っていく反動として、
都市観光がどっと増える可能性も多々あります

リモートワーク・ワーケーション等、働き方・休み方の多様化による影響は受けますが、
教育改革等他の改革がガラッと変わらなければ、良くも悪くも大きな変化はなさそうです

もちろん、再度、新手のウィルスの登場が垣間見れた瞬間に、
瞬発的な動きを取り出すというような変化は起こると思いますが、
「基本的には、そんなに大きくは変わらない」と思ってきました

思ってきました・・・

生態系を含め不可逆な変化が起こりつつある

たぶん、自分たちの提供してきたサービス自体は、
コロナが落ち着いた後も同じ需要があると思うんです

それは今もそう思ってます

でも、昨日受信した一通のメール

「拠点を閉鎖することが決まりました」

個人顧客が多い自分たちにとって、数少ない海外の旅行代理店からのメールでした

何年も旅行博に出る中で、
数少ない、お付き合いが始まって、いい関係が続いていた取引先でした

マジか・・・

このような環境なので、何があっても驚きはないですし、
やむを得ないことだと思ってます

ただ、「シルクドソレイユが破綻」というニュースを聞いた時は、
まぁ景気が戻ったらまたプロデューサーがタレント集めて、
類似のショービジネスは再開されるんだろうな、くらいに思ってました

しかし、顧客を長年、信頼を育み成長してきた代理店が廃業してしまっては、
経済が復興し、また代理店を始めようと思っても、土台を創るのは容易ではありません

観光業は、街の魅力を編集して、ゲストにお届けすることだと思っていますが、
このコロナ禍において、街にあった味わい深いお店が閉じてしまっては、
落ち着いてから、また街の魅力を伝えたくても、以前のあの魅力は伝えられません

味わい深いお店って、昔から場所を押さえていたり、持ち家だったりするから、
あの値段であのサービスであの味わいを出せるんだよなっていうケースが、日本中至る所にあります


ゲストのニーズだけじゃなく、提供側の生態系に起こる変化も踏まえて、
Withコロナの時代を考えていかなきゃいけないんだなと改めて思わされるとともに、
「魅力」を構成する要素は何とか支えて守っていかないとなと感じるこの頃です

あー、やむを得ないとはいえ寂しい

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