1月から外国人向けにツアーを開始して4か月。
多くのゲストにも参加いただけるようになり、
何とか立ち上がりつつある状況です。
実際に、やっていると、
一つ一つがとても勉強になることばかりです。
例えば、
ゲスト都合での無断キャンセルがあったのに、
返金を要求された場合どうするか、とか。
ルール的にも、感情的にも、
事前に了承いただいているキャンセルポリシーにのっとって
対応したいところではありました。
でも、実際、そんな事例と対峙してみると、正直、相当悩みました。
彼らの日本での楽しい経験に貢献できなかったという事実。
本当に自分たちにもうちょっとできることはなかったのか。
この人から悪評が広がったらどうなるのだろうという不安。
一方で、ゲスト都合だしこちらにはコスト等々もかかっているという状況。
結局、その時は、
色々な状況も踏まえて検討し、返金するという決断をしました。
決断をしてから振り返ってみると、要は、
「『日本と世界の結び目を創っていく』という
僕たちとして目指したい「世界」に近づくのか。」
という事が、一つの判断基準なのだと感じました。
企業なので、もちろん利益を出さなくてはいけない。
キャンセルフィーも然るべき形で徴収するべきだ、というのはもちろん。
ただ、もう一つ違った、
ビジョンを踏まえた判断軸も必要かなと感じたケースでした。
一つ一つの経験を糧に、
外国人により日本を楽しんでもらい、
通訳案内士に実践の機会を提供し、
より多くの日本の街に人を案内できるよう
頑張っていきます。
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