賛否のあるGo Toトラベルキャンペーンが始まって約半月経ちました
「賛否ある」って書いてるけど、メディアでは主に「否」しか見えてきません
今日も「今すぐ中止すべき」という声が大きいという統計が取り上げられていました
個人的には、まったく恩恵を受けれていない状態であるためポジショントークではなく、
Go Toキャンペーンを東京除外でスタートしたのは、
結果論的に、ナイスプレーだったと思っています
そして、そろそろ対象外にされている都民も部分的に対象にしたらいいのにと思ってます
(こっちはポジショントークも多分にあります)
勝手に自粛してしまう日本人と経済の絶妙なバランスの維持
基本的なスタンスとして、「感染拡大は悪ではない」と思っています
経済的な死者も含めて、「全体の死者の最小化」を目指さしていく上で、
「医療崩壊しない程度の感染者数は健全な状態だ」という考えは先日の投稿の通りです
Go Toキャンペーンが始まった中で、人が動いてはいるものの、
旅行先を気にして帰省すらしない人が多いのも事実で、
過度に自粛して、それを周りにまで強いるのは、良くも悪くも日本人らしい一面です
これ、東京も入れてスタートしてたら、確かにもっと感染拡大して、
特に沖縄は一時的に医療現場が混乱し、社会的パニックになっていたかもしれません
東京を除外することで牽制しつつも、経済を少し動かしはじめて、
適度な感染の拡大にとどめ、日本人の自発的な自粛の範疇で社会が回っている
埼玉、千葉、神奈川は対象にして、動ける人の数は確保しつつ、
東京を除外することで、世論をかわしつつ、人数の調整をした
何か絶妙だなぁと思うのです
重症化数は少ないから、気にする必要はないとか、いろんな考え方もありますが、
色んな考え方の人がいる中で、パニックを起こさない、絶妙なライン
行動するな、接触するな、ではなく、
あくまで「接触をいつもの○割まで削減して欲しい」という抑制が必要な中、
東京除外と自主的な自粛により、いい塩梅で動き始めたなと感じています
都民のリフレッシュと経済活性を意図した、都内観光の緩和
都民の立場からすると、
「いつGo Toキャンペーンの対象になるんだろう」というのが気になるところです
一方、感染者は拡大の一歩を辿るばかり
「もうこれはしばらく対象にならないんだろうな」と
諦めている人も増えてきているように感じています
確かに、東京都民及び東京発着が一斉に緩和されると、感染は拡大すると思いますし、
重傷者が増えなくても、過度に騒ぎ出す人が増えることは容易に想像できます
地方から東京に旅行に来て持ち帰って村八分になったり、
東京の人が地域に持ち込んで東京からの人がさらに白い目で見られたり、、、
それは観光地としても観光事業者としても観光客としても、望むことではありません
ただ、いい感じにゆっくりスタートして、状況が見えてきました
ここらで、都民の東京都内の旅行(島しょ部除く)あたりは、
緩和してもいいんじゃないかと思ってます
週末、ふらっと自転車で走っていたら、
去年か一昨年にオープンした宿泊施設がつぶれてました
近所の素敵なホステルも先月末で閉館しました
未だに、休館中のホステルも多数あります
地元の宿は、スペースが空いているくらいなら、と
無料宿泊キャンペーンを開始したところもあります
お知らせ:8月3日から自粛再開に伴い当ホテルでは少しでも皆様に安全に生活して頂けるように無料宿泊キャンペーンを開催することに致しました。満員電車に乗って通勤を強いられている方や医療関係者の皆様是非当施設をご利用下さい。期間は現時点で8月31日までを予定しております。続く#拡散希望
— 住庄ホテル (@Sumishohotel) July 30, 2020
都内の高級ホテルも、雇用調整助成金を活用して、
スタッフを休ませているという話を耳にします
観光施設も、人が来ていない、、、
隅田川を走っている船を見ても結構空いていて、3密とは程遠い状況です
都民は、都外にも旅行に出づらい中で、ストレスも溜まってます
せめて、Go Toの対象になれば、
都内の高級ホテルで、三密避けてゆっくりリフレッシュみたいな時間の使い方もできますし、
これを機に、都内で宿泊して浅草で人力車、みたいな地元観光を通じて、
改めて東京の魅力発見につながるかもしれません
東京都民も、都内でお得に楽しめるのであれば、都外の旅行を控える動きにもつながり、
多少は地域部の感染防止にも繋がるかもしれません
東京の経済(特に観光業)も動き出すし、
都民も楽しめるし、東京外の感染防止にも繋がるかもしれない
そろそろ、都民の都内旅行はGo Toの対象にして欲しい
Go Toキャンペーンのイメージが良くないのは理解していますが、
「全体の死者の最小化」を目指す上で、有効な一手だと思うのです
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