途中経過体験談)ベンチャーでお金を借りるということ

奮闘記

日々周りの方に励まされて生きています

アドバイスいただき政策金融公庫に融資の審査をお願いし、
ご紹介いただいた銀行と融資の相談を進め、
区役所からセーフティネット保証4号の認定をもらいました

新しい仕事を頂いたり、
インバウンド界隈の事業者と情報交換したりしながら過ごしてます

売上の数値は目も当てられない、というか、当てる数字もないくらいです

もう笑えるくらい
いや、笑えないね

無利子・無担保・無保証は日本政策金融公庫

それにしても実務を経験すると毎日が勉強です
ニュースで聞いているのとはわけが違う

っていうか、FPの勉強を昔したときも思ったけど、
こういうお金の大事な話って、もっと学生の時に学ぶべきだと思う
都合が悪いから教えていないのかと感じてしまうくらい

政府が発表した「無利子・無担保の融資制度」がどこで使えるのかと動いてみたら、
「日本政策金融公庫」と「沖縄振興開発金融公庫」でした

お金を貸してくれるのは銀行。
正直、それに毛が生えたくらいの認識しか持ってないくらい不勉強でした
政策金融公庫ってどこにあって何してるんだ、そこからスタート

しかもね、無担保って、ホントに担保がいらず、
会社が潰れればそれで終わりだと思ってたんです

でも申込書見たら、税務申告を2期以上行っている場合、
「法人:無担保・代表者保証(原則)」とのこと。

出典:日本政策金融公庫

「あ、無担保と無保証って違うんだ!」
ってか、代表者ってやっぱ保証人になるのね…

っていうたぶん多くの人にとって当たり前のことも勉強しました

そして、店頭に行ったら「無保証で行きますか?」と聞かれ、
経営者保証免除特例制度」の説明もしていただきました

「審査次第ですが、免除することもできますので」とのこと
『特例』というと例外の様に聞こえますが、そうでもないようでした

コロナの際の無利子・無担保・無保証は政策金融公庫へ

これが今の自分の認識です

代表者として保証人になるということの意味

政策金融公庫とは別に、銀行とも話をさせていただいています

こちらは、国の保証制度、東京都中央区の融資制度に基づいています
東京都は信用保証料を免除、中央区は大部分の利子補填と信用保証料の免除。

「お、区の方がいいじゃん!」って思ったら、金融機関も区内である必要があり、
一旦、銀行が対象外エリアだったので、東京都の融資制度で検討しています

今度は問題になってくる、保証人欄への記名・捺印。

これまで、不勉強だったこともあり、急なシチュエーションに正直考えさせられました
会社に万が一のことがあったら、その負債を全部個人で背負うことになるわけです

ん、それだったら個人で借金して資本で会社に突っ込んだ方がいいんじゃ…
あ、個人じゃ与信がなくてそんな借金もすることが出来ないから会社で借りるのか…

正直、それ以上に妻と子どものことが頭をよぎりました
いや、ここは、ホント真剣に。

巻き込んでしまっていいものか
今自分が向き合っているのはそれだけの価値があるものか

改めて自分の志や覚悟が問われているような気がしました
そして、会社のチームのメンバーのことも浮かびました

でも考えて、
やっていることの意義や、今のメンバーが集まっていることの貴重性、
この時期を乗り越えることの必要性、その先の創りたい世界を踏まえ、
これも一つの必要なステップだと思っています

保証人なく、信用を得ていくためにも必要なステップだ、と。

業界内では、人員整理をしているような会社の噂も耳にしますが、
自分たちは、家族のように一緒にやっているメンバーとともに、先の未来を見たい!

甘いかもしれないですが、
結構、人を採用するのが大変なこのご時世に、
スタッフもガイドさんも、とてもいいメンバーが集まっていると思うので、
みんなでこの大変な時期を乗り越えていきたいと思ってます

融資の結果はまだですが、
公私ともに初めて「お金を借りる」というのはいい経験です

足元は固めつつ攻めも模索中

そんなこんな、目先の運転資金の目途をつける話ばっかになってしまいましたが、
先につながることも色々チーム内で動いています

外国人旅行客が戻ってくるのはいつくらいだろう
憶測で物事は言えませんが、だいぶ先になるリスクも正直現実的です

でも、
そんな今だから出来ることは何か
自分たちで価値が出せることは何か

チーム一丸となって考えて動いていきます

ガイドさんも含めたオールノットワールドに、仕事ください。
いい仕事しますので。

―――

P.S.

友達の友達に陽性の人が出てきたり、いよいよ近づいてきた感があるコロナ

来週が読めない世界ってすごい
今はきっと10年後、50年後、100年後に教科書に載るような時なのだろう
そう思うと一日一日が貴重で語り継いでいくべき1日なのだと感じます

ちなみに、こちらはWikipediaに載ってたパンデミック年表

インフルエンザの猛威と予防接種と薬による安心感を改めて感じました

出典:Wikipedia(2020/03/24)

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