昨日は縁あって、Airbnb Experience Tokyo Summitに足を運んできました。
無料のイベントは安かろう悪かろうで期待しておらず中座したくなるのですが、
じっくり朝から夕方まで参加してきました。
何か新しい発見があったかと言えば、もちろんプチ発見はあったものの、
どちらかというとやっぱりそれが大事だよね、と再確認した一日でした。
イベントの中でも度々上がっていたキーワードは、『パッション』
単に言葉としてあるのではなく、心の底からにじみ出ている『パッション』
それって、僕たちが普段『愛』と呼んでいるものと近くて、
何をやるか、何を話すか、より、なぜやるか、の部分から起因するもの。
そして、なぜやるか、は、
日々、何をやるか、何を話すかに自然と響いてくるものと思います。
それはゲストに届く。それを再確認した一日でした。
ガイドを募集すると「年○○○日ガイドしてます」といったアピールを見ます。
正直どうでもいい。
「研修にこれだけたくさん参加しました」と書かれていたりもします。
お金と時間はあるけど、思考力は弱いのかな、とも思ってしまいます。
知識や語学力があればガイドができると思っている人がいます。
もちろんあるに越したことはない。
経験がある人が偉いと思っている人がいます。
大事なのは、経験があるかではなく、どう活かせるか、です。
素敵なガイドさんでも、口コミが入らなくなったりすることもあります。
一方、新人で粗削りなんだけど、ガシガシゲストを掴んでいく人がいます。
この違いはやっぱり、愛であり、パッションなんだと思うんです。
ホントに「好きだ!」「楽しい!」「伝えたい!」って思ってたら、
その想いは、きっとつながる。
書道体験を提供している方の話は印象的でした。
「体験はいろいろあるけど書道体験は絶対日本でやるべきだって思ってるし、
書道体験はいろいろあるけど、絶対自分のとこでやるべきだと思ってる。
自分は書道を教えているのではなく、書道を通して日本を楽しむ時間を届けているんだ」
繁忙期になり、たまにガイドとして出動することもあるのですが、
愛だけは負けないよう、ゲストと街に愛をもって桜シーズンを乗り越えていきたいと思います。
P.S.
Airbnbの素敵なイベントを参加してビジョナリー・カンパニーを思い出しました。
強い会社はカルト的だ、と。
Airbnbを見ていて、ホントスタッフはAirbnbを大好きそうで、
だからこその素敵なイベントになっていたんだと感じました。
加えて、ユーザーも口々に「Airbnbのおかげで今の自分がいる」という話をするんです。
いやー、すごい。ホント、カルト的。軽い嫉妬でした。
そんなワクワクを、自分たちも創っていかねば、と刺激を頂いた一日でした。
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