オンライン○○に未来はあるのか!?

奮闘記

新型コロナウィルスの影響で急速に「オンライン○○」が普及しています

自分たちもまさに関わっている分野です
なので、未来を語るときに、相当のポジショントークになってしまいますが、ポジションと関係薄い分野で行くと、ハイブリット化が進むと感じています

  • オンライン会議は、一定定着するだろうなぁとか
  • オンライン飲みは、「飲み会」の代替ではなく「電話」の代替として残るかな、とか
  • オンラインスナックは、、、、

では、オンライン旅行・オンラインツアー・オンライン宿泊はどうなるか!?

ぶっちゃけ言っていいですか?

正直なところ言うと、、、

わかりません!

ちょっと、データと事例を追ってご紹介したいと思います

Airbnbにおけるオンラインツアーの盛り上がり

オンラインツアーのグローバルマーケットを語る際に、Airbnbの存在は欠かせません

コロナが世界的に流行の兆しを見せたさなか、
2020年4月9日にオンラインツアーをリリースしました

4月下旬のブログでも触れましたが、
開始2週間ちょっとで約300件の口コミを獲得しているホストが出てきていました

あれから4カ月ほど経ち、どうなったかというと、上位の口コミは綺麗に増加傾向です

若干6月に入り鈍化したかなというツアーもありますが、
それでも、トップは2000件、3位までが1000件越えの口コミというのは驚異です

トップは、本格的なサングリアのレシピを手ほどきする「ドラァグクイーンのサングリアと秘密」というコンテンツですが、1カ月の売上が1000万円を超えたという記事もありました。

2020年7月下旬時点のTOP15コンテンツの4月からの口コミ数の推移
(Source:KNOT WORLD調べ)

「日本のホストからもAirbnbに載ると売れる」という声がありました

確かに最近弊社のコンテンツもやっと掲載されましたが、
初日から申込がありビックリしました

Airbnbのコンテンツ掲載数の推移をみると下図の通り、一次関数的増加をしています

2020年7月上旬までのAirbnbオンライン体験掲載件数推移
(Source:KNOT WORLD調べ)

自分たちも掲載に時間がかかる中、
Airbnbの担当者に聞いたところ、需要を見ながら供給を調整しているとのことでした

このあたりはさすがAirbnb

商品をグンと増やして、ピンキリの商品が並び、一過性のブームにするのではなく、
確実に定着させることを目論んでいる印象があります

オンライン○○に取り組む事業者の増加

この数カ月でオンライン○○に取り組む観光事業者は爆発的に増えました

逆接的にいえば、
オンライン○○しか取り組めることがないという背景もありますし、
誰でも手軽にとっついてみることの領域だということも言えます

オンライン旅行(海外)

Airbnbが初めてから、その盛り上がりもあり、
多くの個人・事業者が取組を模索しだした印象があります

自社でも早々に取組はじめ、Viator等でも掲載を試みましたが、
集客力がAirbnbに比べて今一つ

現状、成功している(比較的集客できてる)人の多くはAirbnbに頼っている印象ですが、
その中でAirbnbに頼らずやってるMeet Geishaさんは凄いなと思いながら見てます

オンライン旅行(国内)

国内でのオンラインツアーは物販と併用のものが主流になりつつあります

思えば、初めに見たのは、
唐沢さん、齋藤雅さん達が率いるあうたび、だったと思います

唐沢さんいつものテンションで楽しそうだなぁと思いながら
Facebookのタイムラインを見てましたw

その後、コトバスさんとかもよくメディアに取り上げられる中、
少し遅れて自社でも取り組み始めることにしました

今ではさらに多くの事業者が取り組み始めているように感じます

オンライン宿泊

「オンライン宿泊ってなんだ!?」って最初思いましたが、
FUJITAYAの藤田さん(@MasamitsuFUJITA)のクラウドファンディングを通じて知りました

元祖はWhyKumanoさんの様で、今も連日満室の大人気コンテンツの様です

そして、他のホステルさんも結構取組を見かけるようになりました

ホステルは「人と人とをつなぐ場」であり、
それならオンライン上でもできるのでは!?という価値の切り出し方は面白いなと感じました

今後の課題はいかに市場を創りだせるか

その中で成功している(=集客が一定出来ている)ケースは限られています

  • 「既存のコミュニティが活用できていたか」
  • 「メディアの力を活用することが出来ていたか」

ファーストペンギンが強かったのは、
特にメディアの力を借りやすかったというのはあるかと感じています

そもそも市場がこれまでなかった分野でもあり、マーケットプレイスがないわけで、
その中でお客様に商品を届けることの大変さを日々実感しています

オンライン観光がどうなるか、と聞かれた時に、
「わからない」と冒頭答えたのは、ここに由来します

どうなるか、ではなく、どうするか、がオンライン観光の領域では必要で、
この半年で市場が創れれば残るし、作れなければなくなると感じています

でも、オンラインってホント広い可能性を感じるんです

ゲストからお金を頂く形では成り立たないかもしれないけど、
地域のPR予算としていただく形なら成り立つかもしれない

観光の予算として考えると成り立たないかもしれないけど、
移住・定住的な側面で考えると成り立つかもしれない

これまでの垣根を超えた可能性が存在しています

0⇒1で市場を創れるか、もうちょっともがいてみようと思ってます


P.S. 
自分たちがどうやってオンラインコンテンツを創っているか、
オンラインでポイントをシェアします

興味ある方は是非こちらもご覧ください

(オンライン)ノウハウ全共有します!オンラインコンテンツ造成講義※見逃し配信あり
研修から学べること ・オンライン体験・オンラインツアーとは何か・オンラインツコンテンツ催行にあたっての一番のハードル・オンラインコンテンツを創るポイント ※様々な会社の旅行商品造成を分析してまとめた形ではありません。コロナ時期から取り組み始

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