「ノットワールド」は「羅針盤」へ

事業

羅針盤が誕生し、1週間が経ちました。

お祝いのお花や言葉を頂き、ありがとうございます。

合併の大枠はノットワールドのHPに記載した通りですが、「どんな流れで合併したの?」とか「どうしていくの?」とか聞かれるので、経緯や想いを残そうと思います。

KNOT WORLD
株式会社ノットワールド(KNOT WORLD)の公式ホームページ。『人と人、人と地域の結び目となり、関わる人・地域を幸せにする』をミッションに掲げています。

結論から言うと、今の時点で取れる最善の判断が出来たと思っています。
この10年で間違いなく、一番大きくて、一番ワクワクする道を掴みました。

ただ、本当にこれが最善かは、歴史が証明するものですし、これからの僕たちの努力次第でしかないので、気を引き締めて精進します。

どんな流れで合併することにしたのか

インバウンドコンソーシアム?どこそれ・・・?
エアトリステイ?エアトリの子会社だよね?
で、なんでそんな2社と合併することになったの??

はたから見るとそんな見え方かもしれません。

ノットワールドは、中高大の同級生(中1高3のクラスも部活も一緒)の河野有(@yukono1017)と立ち上げた会社ですが、今回のご縁は共通の大学の友人からの話でした。

友人の名は、吉村英毅

エアトリの創業者で、ミダスキャピタルというファンドの代表でもあります。

「インバウンドの会社、一緒にやろうよ」

大学時代は飲んで遊んでただけだったけど、卒業以来不定期でちょいちょい会っていた先にこういう未来があるとは思っていなかったので、縁とは不思議なものです。

先週合併に際しプレスリリースも出しましたが、着物レンタル事業を展開していたインバウンドコンソーシアムは、ミダスキャピタルによって設立された会社で、結果的には彼主導で今回の話がまとまりました。

ノットワールドとの合併完了及び本社オフィス移転に関するお知らせ
株式会社羅針盤のプレスリリース(2023年8月1日 15時00分)ノットワールドとの合併完了及び本社オフィス移転に関するお知らせ

「過半数持たなくなったの?大きな決断をしたね」みたいな話も貰いますが、そもそも過半数持ってなかったですし、良くも悪くも河野も僕もそのあたりにこだわりはなく、どちらかというと「どっちがワクワクするか」「自分たちの目指す世界にどっちが早くたどり着けるか」といった判断軸で考えた結果です。

条件というよりは、他の会社の人と「仲良く楽しく頑張れそうか」が大きな論点でした。
その点、昔から知ってる吉村の存在に加え、エアトリステイ代表の澤畑と会議室であって、飲み屋でも話して、お互いにも会社の雰囲気的にも似てる空気感を感じたことは大きな後押しになりました。
ミダスキャピタル含めたこのチームなら世の中に大きな価値を創ることが出来るとワクワクしました。

結果、3月には合併を決め、4月には先んじて存続会社のインバウンドコンソーシアムの登記の変更手続きを行いました。

ここで、合併より一足先に株式会社羅針盤が誕生することになります。

「羅針盤」という社名は、3月に経営合宿をしてみんなで考えました。
「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」というミッション・ビジョンに真っすぐ向かっていくイメージがあり、お気に入りです。

領収証だけは貰いづらそうですが^^;

最短での上場を目指し、更にその先へ

短期的な目標は3年後の上場です。
そこがゴールではなく、「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」ためには、信用も大事ですし、それにより提携が促進したり、採用力が強化され体制を強化できると考えています。

まずは、スタートラインに立つこと。
そのためにも事業をしっかり立ち上げて3年後の上場をまずは実現することを目指します。
最短とは言え、小さく上場するつもりはなく、今後に繋げるため、それなりの規模まで3年で急成長させるつもりです。

インバウンドは、日本の中で、確実性の高い成長産業の一つです。

そのインバウンド領域でしっかり外貨を稼ぐ事業・会社を創っていく事は、日本経済において、とても大事なことだと感じています。これはたぶんインバウンド界隈の多くの人が感じていることです。

でも、「インバウンドで稼げている会社・事業があるか」と問われると、なかなか名前が出てこない。
富裕層に向けたホテルもIRも多くが外資頼み。

日本の観光産業でしっかり稼いで投資をしていけるようにならないといけない。
これは危機感でもあり、課題感でもあり、可能性でもあります。

世の中平均に輪をかけて観光業界は人材不足だ、とも言われますが、人材が不足しているのか、人材にとって魅力的な待遇を提示できていないか、で言うと後者だと思ってます。

ちゃんといい人材と共に、いいサービスを提供し、稼ぐビジネスをして、人材に還元し、更にいいサービスを提供していく・・・という循環を生み出していけば、日本の観光も変わっていくはずです。その変わるきっかけが、海外の金銭感覚で商売のできるインバウンドです。

日本の観光を変えられる、そして、日本の良さを維持していけるチャンスが目の前にあります。

僕たちはそこにチャレンジしていきます。

さぁ、一緒に、航海に出よう

合併が決まった3月から、毎週経営会議を行っています。
3年で10倍、20倍の成長をするために何をすればいいか。

日々考え、日々手を動かし、日々ワクワクしています。

この急成長を成し遂げる上には、一緒に歩む仲間も必要です。

4月以降「羅針盤」名での採用活動も強化しています。
でも、ホームページがオープンしたのは7月中旬だったりします。

このご時勢、ホームページのない会社って大分怪しい会社だと思うんです。
そんな状態にもかかわらず参画を決めてくれる仲間が日に日に増えつつあります。

CFOもCMOも決まり、日々刺激を貰いながら働いています。

ホームページが出来て、合併もした今、更にその動きを加速させていきます。

・地域創生って言葉に踊らされず観光で地域の消費や雇用を生み出したい
・コロナ禍で観光から離れちゃったけど、やっぱ観光やりたい
・インバウンドでゲストに喜んでもらえるサービスをつくりたい
・インバウンドにおける第一人者になりたい
・ガイドをもっと稼げる職業にしていきたい
・着物着る人をもっと世の中に増やしたい

観光に熱い想いを持った方、是非ご連絡ください。
一緒に熱い日々を過ごせればと思ってます。

株式会社 羅針盤
宿泊業のサポート、オプショナルツアーの企画運営、着物のレンタル、観光に関するコンサルティングサービス、コミュニティ及びメディアの運営など、観光・インバウンド領域で多様なサービスを展開しています。

P.S.
僕たちが合併を決めたもう一つの背景に、それなりに成長はしていたものの独力でやることの限界がありました。

頑張ってるから何とか食べていけてるんだけど、十分な待遇で従業員・ガイドに報いることも出来ていないし、なんなら自分も別の仕事した方が報酬は高い。伸びてるし、仕事は楽しいし、ゲストも笑顔になってくれるんだけど、これ社会の為になってるんだっけ。。。10年今のままやるのが果たして本当にいいのか。どうブレイクスルーしよう。そんなことを思うこともあったり。

個人で食べていくレベルには困らないとも思うのですが、もしなんか同じ思いを持った人がいたら、企業ごと合流して一緒に観光を盛り上げていく、なんて話も出来ればと思ってます。

もちろん絶好調だけど、一緒にやりたいっていう方も大歓迎です。

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